フェデラー以外のBIG4は陥落!ベスト4は個性的な顔ぶれ【ウィンブルドン2017】

ナダルをフルセットで降したミュラー、チリッチに敗れる

準々決勝のジレ・ミュラー(ルクセンブルク)とナダルの試合は、本当に激闘でした。


ナダル対ミュラーのハイライト動画

6−3、6−4、3−6、4−6、そしてファイナルセットは、15−13。2セットアップから追いついたナダルもすごいですが、何度、マッチポイントを逃してもあきらめなかったミュラーのがんばりにも拍手を送りたいです。

そんな、激闘を制したミュラーでしたが、チリッチとの対戦。またもや激しい試合になりました。

6−3、7−6、5−7、7−5、6−1とファイナルセットまで流れはいったりきたり、さすがに最後はミュラーが疲れもあったのか引き離されました、


チリッチ対ミュラーのマッチポイント動画

チリッチは、去年のウィンブルドンでは、フェデラーにマッチポイントを握りながら敗退するもベスト8には入っています。

芝はどちらかというと得意のコート。2つ目のグランドスラム優勝へ向けて、好調を維持しています。

マレーは、フルセットで惜敗。勝ったのはクエリー!

ナンバー1につきながら3月のドバイ以降、優勝から遠ざかっているマレー。

去年優勝したウィンブルドンでは、危なげない勝ち上がりでしたが、サム・クエリー戦での第4セット目、突然動きがおかしくなります。

クエリーの打ったボールをあきらかに追えなくなって、あとは一方的な展開。6-3、4-6、7-6(7-4)、1-6、1-6でクエリーが幕引き。


マレー対クエリーのハイライト動画

そこまでは互角以上の試合だっただけに、つらい試合になりました。

左腰にトラブルをかかえていたマレーは、後の会見でツアー離脱を視野にいれるほど、怪我が深刻であることを明かしました。

思わぬ形で勝利を手にしたクエリー(アメリカ)は、ビッグサーバー、ビッグフォアハンド。

こういう選手は、きっかけがあるととたんに頂点に駆け上がります。(2014年の全米に優勝したチリッチみたいに)

しかも、クエリーはもってます。

美人のガールフレンド(アビー・ディクソン、モデルさんです)と

Lazy Sunday #notaladylikepose

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こちらはウィンブルドン会場でのインタビュー動画。ほんとうに美人ですね。

ユーモアのセンスを!(笑)

Super Sam… it was a day to remember for Querrey #Wimbledon

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スーパー・サム降臨!

去年のウィンブルドンのインスタグラムなのですが、スーパーマンのマントがとてつもなく似合います。

これでクエリーは、危険な相手になりましたね。

ジョコビッチが途中棄権。ベルディヒが久しぶりのベスト4

少し前までは無敵のフィジカルを誇っていたジョコビッチがこういう形でコートを去るのは残念です。

7−6、2−0で、ジョコビッチのリタイア。


ジョコビッチ対ベルディヒのハイライト動画

右肘の故障が治りきっていないようで、少し不運が続きます。

ベルディヒは、ウィンブルドンでは、2010年に準優勝。

その時は、フェデラー、ジョコビッチを破り、決勝でナダルに敗退しています。

今年は、ジョコビッチに勝って、次の対戦相手はフェデラー。

対戦成績は、18勝6敗で、フェデラーが大きく勝ち越し(直近7連勝中)。しかし、調子のいい時のベルディヒは、正統派プレー(サーブとフォアハンド)だけに接戦が予想されます。

本命のフェデラー。完璧な出来でラオニッチを寄せ付けず

ラオニッチは、去年のウィンブルドンでフルセットで敗れた相手。

膝の調子が悪く、万全でなかったとはいえ、屈指のビッグサーバーには手こずると思われましたが・・・


フェデラー対ラオニッチのマッチポイント動画

6−4、6−2、7−6(4)のストレート勝利。

ラオニッチが、フェデラーのバックへボールを集める常套手段で攻めるも、フェデラーの新しいバックハンドが、その戦術を無効にするほどの切れ味で、ポイントを許しませんでした。

最後のタイブレークは、0−3となってヒヤリとしましたが、あっというまにひっくり返してしまうところが今のフェデラーのスゴイところです。

絶好調!!!