女子の決勝は、ガルビネ・ムグルサがビーナス・ウィリアムズを7−5、6−0でストレートで降し、ムグルサはウィンブルドン初優勝を飾りました。
ムグルサ優勝の瞬間
ムグルサおめでとう!!
マッチポイントは、ビーナスのストロークがアウト。チャレンジできまるというイマドキな終わり方でした。
記者からの質問で、ムグルサは、ダンス(優勝者は、ウィンブルドン後のパーティでペアで踊ることになっています)は、フェデラーとチリッチのどちらと踊りたいか尋ねられ、「ロジャー」と応えたそうです。もちろんチリッチも好きというフォローをいれてはいましたが、グランドスラム優勝18勝のレジェンド相手ではチリッチもしかたのないことです。
では、おさらいがてら準決勝の結果でも。
リターンが冴えたチリッチ、クエリーとの巨人対決を制する
マリン・チリッチ対サム・クエリーのハイライト動画
前の記事でも書きましたが、ちょうどWOWOWで「バットマン対スーパーマン ジャスティスの誕生」を観ていたこともあり、、どっちかといえばクエリー押しでした。
まだ吹き替え版は放映あるみたいですから、ウィンブルドン決勝と込みで申し込むのもありかも。WOWOW_新規申込
クエリーのプレーは決して悪くありませんでした。
第1セットは、7−6、その後も4−6、6−7、5−7と、ビッグサーバーをもつプレーヤー同士の対決らしく、僅かな差が勝敗を分けました。
数字でもリターンポイントが、クエリーが120ポイント中23ポイント、チリッチが、151ポイント中53ポイントと大きく上回っています。
チリッチが恐いのはその爆発力。
フェデラーとの対戦成績は、2014年の全米オープンでは3−0でチリッチが完勝。2016年、ウィンブルドンの準々決勝でも0−2からフェデラーが奇跡の大逆転勝利を飾りましたが、チリッチは何度もマッチポイントを握っています。
フェデラー、ベルディヒに完璧なテニスで勝利し決勝進出
フェデラー対ベルディヒのハイライト動画
ベルディヒがフェデラーに勝ったのは、2013年のドバイが最後。そこから7戦全敗。
2016年のマイアミではマッチポイントを握るも惜しく勝てず。
サービスが強力でフォアハンドが得意といえば、アメリカのアンディ・ロディックを思い出します。
彼もフェデラーがいなければもっとグランドスラムで優勝できたはずの選手です。
2009年のウィンブルドン決勝。ロディックが生涯最高のプレーで、5−7、7−6(6)、7−6(5)、3−6とフェデラーを追い詰めますが、 ファイナル16-14で惜敗。
最後の1ポイントがとれないんですよねぇ。
ベルディヒは、7−6、7−6、6−4と接戦だったのですが、フェデラーがきっちりタイブレークをものにしているあたり、少しではありますが埋まらない何かを感じます。
そんな残念だったベルディヒさんですが、ありえないくらい美人の嫁(エステル・ベルディヒ・サトロバさん)になぐさめてもらっているのをみて、彼にはそんな心配は無用なことがわかりました。。。
オレの同情をかえせっ!!ヽ(`Д´)ノプンプン
フェデラー対チリッチの試合開始時刻
次の日は祝日。夜更かししても大丈夫な方は、NHKまたは、WOWOWライブで観戦できます!