BIG4がいないベスト4を抜け出たのは、ディミトロフとキリオスでした。
ディミトロフはイズナーを7−6、7−6で、キリオスもフェレールを7−6、7−6。スコアが物語るように僅差の勝利でした。
準決勝のハイライト動画
どちらが勝ってもおかしくなかったのですが、最後はほんの少しの運か、思いの強さだったんですかね。
決勝は、ディミトロフ対キリオス
今年序盤から、ディミトロフは好調で、ブリスベン国際(ATP250)では優勝。全豪では準決勝進出。ソフィアオープン(ATP250)優勝と最高のスタートをきるも、その後は、早期敗退が続き、いまひとつ乗りきれないまま、ハードコートシーズンへ。
それでもフィジカルの向上が、プレーに現れているのか、故障もなく以前より安定したレベルの高いストロークを長い間続けられるようになっていたので、この決勝にきても、「ようやく、きたか」といった感じで番狂わせという感じではありませんでした。
一方、キリオスの方は、ズベレフやティエムが活躍する中、怪我に悩まされ、1つ1つの試合はよくても大会を通じてそのパフォーマンスが維持できなかったので、復帰後まさかここまでくるとは思いませんでした。これは、番狂わせでした。
決勝ハイライト
試合は、ディミトロフにブレイクポイントを2つしか与えず、6−3、7−5とすばらしい内容で見事優勝を果たしました。
この瞬間、ディミトロフは何をおもったんでしょう。
やっぱり軽くないですよねマスターズ1000の優勝は・・・錦織のこの瞬間をみていみたいです。復帰を信じてます。
ディミトロフの躍進。キリオスの復活。そして、若手の台頭と、全米にむけてますますおもしろくなってきました。
Your 2017 Men's Champion, @GrigorDimitrov 👏#CincyTennis pic.twitter.com/u74RBd4xkD
— W&S Open (@CincyTennis) 2017年8月20日
ボールパーソンに囲まれて、トロフィーをもったディミトロフがいい笑顔です。ほっこりした感じがいいですね。