錦織が同世代のドナルド・ヤングに6−2、6−4ほぼ完璧な内容で快勝。自己最高に並ぶベスト8進出。
しかし、このうれしいニュースがかき消されるほど、いたるところで熱い試合が満載です。
ノバク・ジョコビッチvsニック・キリオス
キリオスがそのポテンシャルを発揮し、メキシコ・オープンでジョコビッチを破った次の週。
またもや、かつての絶対王者に土をつけることとなりました。
ホットショット:キリオスのすばらしいフットワーク動画
今度は、4−6、6−7のストレート。もはや、まぐれでもなくトップに匹敵する力を証明したキリオス。
このインディアンウェルズでATP1000のビッグタイトルなるか?!
ラファエル・ナダルvsロジャー・フェデラー
至高のライバル対決は、意外にもフェデラーの出来がよすぎて手がつけられない展開に
全豪から新たな武器となった踏み込んでのバックハンド2連発
おもしろいように決まるバックハンドに6−2、6−3とわずか68分で決着。
フェデラー冴えすぎでしょう。次はキリオス、タフなドローはつづきます。
スタン・ワウリンカvs西岡良仁
予選決勝で敗れるもワイルドカードで滑り込み。
カルロビッチ・ベルディヒを倒してここまできた西岡には今大会の健闘賞をあげたいです。
しかも世界3位のワウリンカ相手に6−3、3−6、7−6のフルセット。
西岡が拾いまくって最後はクールなボレーで決めたスーパショット
残念ながらベスト8には届きませんでしたが、今後が楽しみです。
グリゴール・ディミトロフvsジャック・ソック
今年、覚醒したディミトロフに挑むアメリカの若手ジャック・ソック。
4回のマッチポイントを凌いで6−3、3−6、7−6(9−7)の逆転勝利!
タフな勝負を乗り越えたソックが今度は覚醒してしまうかも?錦織との対戦に注目が集まります。
リオ・オープンの優勝者ドミニク・ティエムと準優勝者のパブロ・カレーニョ・ブスタも勝ち上がっており、いま1番勢いのある選手同士がぶつかり合う見応えのある大会になっています。
最後にキリオス特集動画から
正直、去年の楽天オープン優勝の辺りからちょっと変わりましたかね。
まだまだ周囲の目は厳しいですが、トッププロの世界を肌で感じて、意識も変わっていくんでしょうね。