ダビド・ゴフィンが初のATP500での優勝!(まだだったのが意外なくらい)
しかも、2大会連続優勝と勢いにのっています。
決勝戦は、ゴフィン対マナリノ
マナリノ(フランス)は、杉田とよく対戦するので今年から覚えてしまった選手。
ランキングもマナリノが29位で杉田が自己最高の36位と背中を追っかけるにはちょうどよい相手です。
今年に入って、モンテカルロ(マナリノの勝ち)、アンタルヤ(杉田の勝ち)、ウィンブルドン(マナリノの勝ち)、ジャパン・オープン(マナリノの勝ち)で対戦しています。
対戦成績では、3勝1敗となりましたが、実力は拮抗しており、その時、調子がいい方が勝つ感じです。
一方、ゴフィンは、全仏でのつらい怪我を乗り越え(なんと2ヶ月弱でのカムバック)、復帰後、徐々に調子をあげ、深センオープンで優勝。
深セン決勝、ドルゴポロフとの対戦動画
ジャパン・オープンでも第4シードをきっちり守って決勝へ進出してきました。
ゴフィン対マナリノ決勝戦ハイライト
試合は、ゴフィンがラリーで主導権を握る展開で、マナリノにはなかなかチャンスがありませんでした。
レフティのサーブになれてきたゴフィンが3度のブレイク。6−3、7−5で優勝を決めました。
Another 😘 for another 🏆! So happy with the win today ! Thank you @rakutenopen for such a great event. I really enjoyed playing in Japan 🇯🇵👍🏻 pic.twitter.com/R2RWxG5AcL
— David Goffin (@David__Goffin) 2017年10月8日
ゴフィンは、準優勝だった去年の雪辱をはらして見事な優勝でした。ATPファイナルズ出場にむけて望みをつなぎます。
日本のダブルスに新星輝く、内山・マクラクランが世界のトップに勝利し、優勝を飾る
内山靖崇&マクラクラン勉選手、史上2組目となる大きな勝利。続くシーズンに向けて弾みをつける。#MyGame #内山靖崇 #マクラクラン勉 @yasutaka0805 pic.twitter.com/5wCrYTPAix
— アディダス ジャパン (@adidas_jp) 2017年10月9日
すばらしい快挙!
日本のテニス史に残るビッグな出来事です。
12年ぶりということもありますが、内山/マクラクランのペアが勝利した相手がすごいのです。
準々決勝のロジェ/テカウ → 今年の全米ダブルスの優勝ペア
決勝のマレー/ソアレス → 2016年、全豪/全米の優勝ペア
決勝戦、マレー/ソアレス対内山/マクラクランのハイライト動画
グランドスラム優勝ペアを立て続けに破っての優勝!
これが何を意味するのか。
内山/マクラクランペアの出現によって、ついに日本のデビスカップ優勝が夢でなくなる日がきたということなのです。
全部で3勝しないと勝利できないデビスカップ。
日本のエース錦織がシングルスで1勝、シングルスナンバー2でもう1勝したとしても最後のひと押し。。。
そう!ダブルスの1勝が欠けていたために3勝目をとることができずに惜敗を重ねていた日本。
2016年のイギリスとの対戦でも1−3で敗れはしていますが、ダブルスで1勝できていれば、エースの錦織はマレーとファイナルセットまでもつれこむ接戦でしたし、去年(2015年)の優勝国に勝てていたかもしれないのです。
勝敗のカギを握るダブルスでこのペアの躍進は、期待がふくらみますね。
2016年、デビスカップ決勝のマッチポイント動画
この瞬間が日本チームでみてみたい!
ちなみにデビスカップ決勝は、WOWOWで視聴可能です。