マレー対ワウリンカは、勝てば準決勝進出というシンプルな対決。
しかし実際は、どちらもプレッシャーを感じ、思うような展開にもちこめないままタイブレークへ。
1stは、ワウリンカが苦しみながら7−6で取ります。
2stは、マレーが失速し5−2まで追い込まれた所から、復活し5−4まで追いつきましたが6−4でワウリンカが準決勝進出を決めました。
ワウリンカのランニングバックハンド、コース重視のショット。
世界最高のバックハンドをもつワウリンカ。バリエーションも多いです。
ナダル対フェレールは、スペインの同国対決。ナダルは既にラウンドロビン通過が決まっていましたから、それほど気合いれなくてもと思ったのですが、内容はかなり激しい試合となりました。
ナダルが立ち上がりを制しブレイク。しかしフェレールが追いつき、なんと1stを7−6でとります。
2stも互角の展開でしたがナダルが1チャンスをものにして6−3で取り返すと接戦の行方はファイナルセットへ。
最後は6−4でナダルが最後は勝ちました。
スコアは普通ですが1つ1つのラリーが果てしない長さなので体力と精神力(観るほうも^^;)を削られました。
ナダルは3戦全勝でフェデラーと同じ1位通過ですが、次の相手は世界No.1のジョコビッチ。
連戦の疲れが影響を与えないか心配です。
フェレールの天井ロブが、コートの角にピンポイントで落ちます。
長いラリーの後により角度をつけたアングルショット。精神力を試されます。