錦織ベスト4にとどかず!マレー覚醒の糧になる【全仏オープン2017】


マレーとの対戦を控える錦織の紹介動画

好きなショットはフォアハンドとありますが、フェデラーをも絶賛するバックハンドの持ち主。

あと何が必要なのか・・・

アンディ・マレーvs錦織圭

コンディションに不安をかかえた錦織でしたが、第1セットの出だしは完璧でした。

初めから全力、3−0の超短期決戦で決めるつもりだと感じました。

第1セット、3−2の30−30で放ったドロップショット。1度失敗したあとにもう1度。

このショットの選択が集中力の高さを物語っています。

マレーも調子が悪く6−2で錦織が第1セットを圧倒します。

このままの流れでいきたかった第2セット。

怒りでマレーが覚醒します。(◯イヤ人でしたっけ。。。)

第3ゲームで、サーブのトスをやり直した直後にタイムバイオレーション(20秒以上の遅延)でファーストサーブを失います。

激しく審判に講義するマレー。

このあと急にマレーのパフォーマンスがあがります。逆に錦織はエラーが多くなり、あっというまに1−6で第2セットを失います。

正直、第1ゲームとりかったですね。

ここで均衡状態になったことが、逆転の種をまいてしまったのかもしれません。

また第3セット、6−6となるも勝負どころのタイブレークを7−0でとられてしまったことで、第4セットは6−1でほとんど一方的に、やられてしまいました。


マレー対錦織のマッチポイント直前動画

集中力を高めきれなかったといえばそれまでですが、チャンスは確実に何度もありました。

それも、錦織がこのレベルになったからいえることです。

くやしい敗戦でしたが、課題がハッキリ見えてきただけに得るものも多かったはず。。。

とにかくおつかれさま!