錦織が今年最高といってもいいプレーで7位のティエムを地元でボコボコにする【エルステバンク・オープン2018】

ティエムにとっては最悪の1日でした😅

オーストリアのウィーンで開催されているエルステバンク・オープン。

ティエムは第1シード、地元でもありますし、観客はまちがいなく彼を観に来ていたはずです。


クエリー戦でのティエムの鮮やかなショット&マッチポイント動画

前のクエリーとの試合を6−4,6−4で片付けた辺りをみるとティエムの調子は悪くありませんでした。

対する錦織

前の試合、苦手の若手カチャノフを完璧な出来で沈めて好調さは伺えるもののティエムには前の試合でパワーで圧倒され、いやな負け方をしていたので正直相当タフな試合になるのでは?と心配していました。

ところがフタをあけてみると。。。

コリ(錦織)・ワールド炸裂❗多彩なショットにティエムが翻弄される


錦織対ティエムのハイライト動画

第1ゲームからいきなりティエムのサービスをブレイク。会場がざわつきます。

その後も第3ゲームでブレイクを奪い、あっという間に5−0

あまりの錦織の淡々とポイントを取っていく様に観客は( ゚д゚)ポカーンとしていたのか異様な空気に包まれていました。

押し込まれればスピンで深く返してイーブンに戻し、ラリーが単調になればダウンザラインのパッシングが飛び出す。

ティエムがラリーのペースを変えれば、前にでてボレーを決める。

追い込み方が無駄のない詰将棋みたいにキツくてしかもアンフォーストエラーがほとんどない。

ティエムが1ゲームをようやくとって、そのあと2ゲーム連取。

ここで流れが変わるか。。。と思われましたが錦織がそれを許さず、キープして6−3で第1セットをものにしました。

第2セットも錦織の勢いは止まらず6−1でまさかの圧勝。(試合時間は約1時間)

最後の方は、あまりの錦織の出来の良さにティエム陣営も「こりゃ今日は勝てねぇ。。。」といった雰囲気でしたね。

エルステバンク・オープンのベスト4が決まりました。

すばらしい跳躍をみせていたフランスのガエル・モンフィスは、腰の故障(跳躍が悪かったワケでないはず。。。)で残念ながら棄権。

準決勝、アンダーソン(8位、南アフリカ)は、ベルダスコ(30位、スペイン)と対戦。

錦織はククシュキン(71位、カザフスタン)と対戦となります。

これは、もしかしたら優勝あるかもと先走ってしまいますが、期待していいんですよね錦織サン❗