いつもは、別の大会にでているので、出場のなかったABNアムロ世界テニス・トーナメント。
ロッテルダムで開催されヨーロッパの選手が数多く出場しています。
去年はフェデラーが優勝し、ランキング1位に返り咲いた大会でもありました。
出場の意図は去年出場していない大会でポイントを稼ぐためだと思うのですが、第1シードで出場した初戦は、ダブルスの名手、エルベール(フランス)に苦しめられます。
27才、ダブルスで13勝。ダブルスでは既にグランドスラム3大会優勝。今年もニコラ・マユと組んで全豪ダブルスで優勝し4つ目のタイトルを手にしました。
初戦にしてしんどい相手でしたが1セットダウンからの逆転勝ち。粘り強さはさすがです。
Game, set and match @keinishikori! The topseed comes back from a set down against in form Pierre-Hugues Herbert: 3⃣-6⃣, 6⃣-1⃣, 6⃣-4⃣. #abnamrowtt pic.twitter.com/QWtmE45rlz
— ABN AMRO WTT (@abnamrowtt) 2019年2月12日
その後は、さらっとガルビス(84位、ラトビア)、フクソービッチ(38位、ハンガリー)とクセのある選手に快勝。
フクソービッチに勝利後のインタビュー
「第2セットはほぼ100%の出来」
と調子がよかったことが伺えます。
しかし、それでもATP500で強者ぞろいのトーナメント。
この相手は錦織の快進撃にストップをかけました。
スタン・ザ・マンことスタン・ワウリンカ(スイス)選手です。
膝の手術から復帰するも2018年は、調子をとりもどせず、最高は3位だったランキングも66位でシーズンを終了。
しかし、2019年は復調の兆しがあり、今大会でも、ペール(フランス)、ラオニッチ(カナダ、これは全豪でのリベンジマッチですね)、シャポバロフとそれぞれタイプの違うプレーヤにストレート勝ち。
特に、去年のジャパン・オープンでやられたシャポバロフに準々決勝でフルセットで勝ちきった試合を見て警戒ランプはMAX!!。
ワウリンカのすばらしいバックハンドのパッシングショット
錦織も試合前に「グレートプレーヤー(偉大な選手)」といっていましたがワウリンカがノッたら今のトップ3でも止められる選手はいません。
錦織対ワウリンカのハイライト動画
第1セットをワウリンカが6−2で先取するも錦織が第2セット6−4で取り返し勝負はファイナルセットへ
お互いキープが続くものの5−4でむかえた錦織のサービス。
最後は、バックハンドのダウンザウィナーと強烈なリターンエースでワウリンカが勝利をたぐり寄せてゲームセット。
どちらに転んでもおかしくなかった試合ですが、ワウリンカがここ1番でいいプレーをしました。
ナイスゲーム👍👍👍
決勝の相手は、モンフィス(フランス)、こちらも好調で、急上昇した若手、メドベージェフを倒しています。
なんだかわからない(特にBGM。笑)モンフィス決勝進出動画
負けたとはいえ錦織は、ポイントを稼ぎ、ランキング6位となっています。
大きな大会で優勝を目指してがんばってほしいです😁
おまけ、大坂なおみ選手がサーシャ・バインコーチと決別
ホントは、デビスカップの決勝ラウンドおめでとう記事も書きたかったのですが時間がなくて。。。
それより、このビッグニュースにやられましたわ
詮索は野暮ではありますが、ここまでの成績(世界NO.1とグランドスラムダブルタイトル)をおさめたコンビをこの時期に解消するなんて通常ではありえないです。
大坂なおみとサーシャ・バインのハイライト動画(これがWTA公式ってトコロがすごい)
お互いほとんど詳細については何も語っていませんが、大坂選手にはまだグランドスラムで戦うための戦略とメンタル両方で有能なコーチが必要ではないかと心配です(´・ω・`)
もうレジェンドクラスじゃないと難しいですねー、しかし圧の強いコーチはダメそう。。。。^^;ナブラチロワさんではどうもねぇ。(勝手なイメージですm(_ _)m)
あるいは、既にサーシャ・バインからすべてを吸収して1人でやっていける所に到達しているのかもしれません。
基本的にコートでは誰もが1人で戦わなくてはいけないのですから。
どちらにしても次の試合でのプレーには注目が集まります。
ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権のプロモ
2回戦は、ムラデノビッチ(フランス)との対戦です。
ムラデノビッチはダブルスが得意ですから自分のテニスができないとペースをもっていかれます。
落ち着いてがんばってほしいですね👍