オーストラリアの若手21才のコキナキスとの対戦は、初対戦かつ初戦の錦織にとってタフなものになりました。
錦織圭vsタニシ・コキナキスのハイライト動画
どちらに転んでもおかしくなかった難しい試合
第1セットをコキナキスが思い切りのよいプレーで4−6で先取。
第2セットは、6−1で錦織がとりかえすも、リズムにのれず。
第3セットでは0−3のリードを許します。
しかし、すかさずブレイクバックし、6−4でセットをとります。
ここで踏みとどまったのが転機でした。ここを落としていたら初戦敗退もあったと思います。
ファイナルセットでも気が抜けない試合でしたが6−4で勝ちきりました。
今回は、比較的ボレーでのポイントが多かったです。色々なポイントの取り方ができるのも錦織の強みですね。
WOWOWでリアルタイムで観ていましたが、つい夜が遅くなってしまいます。。。
今年も波乱のローランギャロス
5月28日のハイライトから
チェコのペトラ・クビトバが復帰戦を勝利で飾りました。自宅で侵入者に襲われ利き腕を大怪我。
そこから6ヶ月近くツアーを離れていましたが、無事復帰できてよかったです。
ローランギャロスは、大物先取の早期敗退が多いことで有名ですが、今年も波乱がおきました。
世界NO.1のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)がエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に6−2、6−2の完敗で初戦敗退。
第1シードが初戦で敗れるのは史上初のことでケルバーにとっては苦い敗戦となりました。
まぁ、マカロワは元々最高ランクは8位で、実力はありますから初戦にはちょっと厳しいですね。
厳しいといえば、期待の若手アレクサンダー・ズベレフもローランギャロスの魔物にあてられた1人です。
アレクサンダー・ズベレフ対フェルナンド・ベルダスコのハイライト動画(1:35辺りから)
4−6、6−3、4−6、2−6でベルダスコに敗退。
前週、ジョコビッチをイタリア国際の決勝で破って優勝した勢いを維持できませんでした。
ベルダスコも最高ランクは7位。しかもクレー巧者。こちらも厳しい相手でしたね。
錦織の次は相手はフランスのジェレミー・シャルディー。最高ランクは25位ですが、地元の選手は、要注意です。