次の王者を狙うA・ズベレフ、チョン・ヒョンにチャンス到来!デル・ポトロがサンシャインダブルなるか!【マイアミ・オープン2018】

フェデラーがまさかの初戦敗退、ジョコビッチはダニエル太郎に敗れ、ナダル、マレーは不在とまったく先の読めないマイアミ・オープン。

全員にチャンスはありましたが、ベスト8に残ったのは以下の選手でした。

・アレクサンダー・ズベレフ(4)【ベルギー】
・デル・ポトロ(5)【アルゼンチン】
・ケビン・アンダーソン(6)【南アフリカ】
・ジョン・イスナー(14)【アメリカ】
・カレーニョ・ブスタ(16)【スペイン】
・チョン・ヒョン(19)【韓国】
・ミロシュ・ラオニッチ(20)【カナダ】
・ボルナ・コリッチ(29)【クロアチア】

ここのところ調子がでなかった次世代を担うA・ズベレフ(20才)が同じく上位を狙うニック・キリオス(22才)に6−4、6−4のストレートで勝利。


ズベレフ対キリオスのハイライト&ベストショット動画

この2人のラリーはスピード感があって見応え抜群です!


キリオスとズベレフは気があうのか、試合をしていても両者がニヤリとする場面が多い気がします。

全豪でベスト8、マスターズ1000のBNPパリバ・オープンでもベスト8と着実にステップアップをしているチョン・ヒョン(21才)も、そろそろタイトルがほしいところ。


ソウサ戦でのマッチポイント

チョン・ヒョンは、フィジカルが強く、鉄壁のディフェンス力は、ジョコビッチを継承するプレースタイル。今後が期待できる選手です。

あとは惜しいところでは、カナダの若手デニス・シャポバロフ。

ボルナ・コリッチにフルセット(7−6,4−6、6−4)で敗れてしまいましたが、この試合は見応えありました。


コリッチ対シャポバロフのハイライト動画

一方、大接戦を制したコリッチ(21才)は、才能を高く評価されていながらビッグタイトルがなく、もしかすると。。。もしかするかもしれません。

サンシャインダブルがみえてきたデル・ポトロ

そうはいっても最も充実しているのはまちがいなく彼、デル・ポトロ選手です。

インディアンウェルズとマイアミを連続優勝することをサンシャイン・ダブルといいます。

これを達成した選手は、男子では、ノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、アンドレ・アガシ、マルセロ・リオス、ピート・サンプラス、マイケル・チャン、ジム・クーリエの7名。

歴史に名を刻めるでしょうか。


デル・ポトロのノールックのバックハンドパッシング

パワーショットももちろんですが、それだけでない上手さがあるのがデル・ポトロのすごいところです。