ロジャー・フェデラー対ニック・キリオスのベストショット集から
2人の試合は、2015年のマドリッド(クレー)が初対戦。
その時はキリオスが6−7,7−6,7−6で勝利し、次世代ナンバー1を狙える器であることを証明しました。
今回は、フェデラーが復帰して更に進化してしまった状態での対戦です。
第1セットから緊迫した展開。キリオスは何度もブレイクされそうになりながら踏みとどまり、タイブレークへ突入。
ここは、フェデラーが11−9でものにし第1セットを先取します。
第2セットは、4−4まで落ち着いたキープの展開。特にフェデラーのサービスゲームは鉄板の安定感でした。
そして、第2セットもタイブレークへ・・・
しかし、ここからのキリオスのメンタルの強さ、勝負どころの集中力はすさまじいものがあります。
1:06から。第2セットタイブレーク、フェデラーの2度のマッチポイントを凌ぎきって9−9。
フェデラーのボレーをフォアハンドで切り返し、気合の入ったガッツポーズ!
観客がフェデラーよりの完全アウェイの状況で、プレーの冷静さを失わなかったキリオス。(ラケットには感情をぶつけてましたが。笑)
ファイナルセットもタイブレークまでもつれ、最後までどちらが勝つのかわかりませんでしたが、7−5でフェデラーが紙一重で勝利しました。
気が付きましたか?
2人の対戦は、いままで6セット全てタイブレークです。
こんなことってあるんですね。
準決勝のハイライト動画
0:26、フォニーニがはなったドロップショットをとりに行く際、ナダルの靴が脱げるアクシデント。
ナダルは、幸いにもどこも痛めてないようで、よかったです。
そんなのありかよ・・・フォニーニがそんな顔で笑っていました。
ナダルはフォニーニに6−1、7−5。フォニーニが好調でスコア以上に接戦でした。
1:18、ネットへ走りこんだキリオスが、股抜きアングルショット。
股抜き必要かって感じですが、こういうキリオスのプレー。けっこう好きです。
決勝は、フェデラー対ナダルになりました。
ナダルは全豪とインディアンウェルズの雪辱をはたせるか?
フェデラー・エクスプレス(なつかしー)は、止まらないのか?
楽しみなマイアミ決勝は、4月3日(月)の午前2:00開始予定です。