チョレイな錦織、崖っぷちから再び生還、ペールに勝利しベスト8進出!【全仏オープン2019】

地元フランスのペールを相手に6-2、6-7、6-2とリードをとって日没。

次の日に持ち越しとなった時、もつれる気がしたのは私だけではないはず。

ペールは集中力が持続しない所があるので優勢になったら一気に決めたかったんですよね(^_^;)


錦織対ペールのハイライト動画

案の定、第4セットで、2度のマッチポイントを凌がれ、6-7で落としてファイナルセットへ突入。

1ブレイクで2-4、前回のジェレ戦もそうでしたが、普通なら負ける展開。

3-5でペールのサービングフォーザマッチになったにもかかわらずここから錦織がブレイク。

さらにそこから3ゲーム連取で7-5で逆転勝利!

3時間55分、前の試合に続いてタフな(というか勝てたのが不思議な)試合でした。

地元で勝ちたかったペールはくやしいはずなんですが、負けてもいい顔で相手の検討を讃えます。

ツォンガ、モンフィスもそうなんですがフランスの選手は、去り際がかっこいいです。

そういえば錦織は、カメラへのサイン時に「チョレイ!」って書いてましたね。これ海外ではどう訳するんでしょう(笑)

「チョレイ」がトレンドワードに。。。すごい!
#チョレイ

次はナダル、この激闘のあとに正直この相手はきつすぎますが、がんばってほしいです。

おまけ・・・錦織のショットがペールのラケットにはさまる、レアショット(笑)

5時間!の超ロングマッチを制したのはスタン・ワウリンカ!


チチパス対ワウリンカのハイライト動画

現在、ランキングは錦織を超え6位、次世代のトップを狙える存在になったギリシアのチチパスと元全仏優勝者のスイスのワウリンカ。

おもしろくないわけがない対戦は、5時間超えの激闘となりました。

両者ともにパワーあり、テクニックあり、コートを広く使った2人の攻防は見ごたえがありました。

スコアは、7-6、5-7、6-4、3-6、8-6と最後のマッチポイントは微妙な判定でしたが、ワウリンカが勝ちきりました。

負けたチチパスは、記者会見で「コートで泣いたのは久しぶり。とても残念」とコメントしていましたから相当この試合にかけていたんだと思います。

今年までクレーで成績がでなかったチチパスですが、今回全仏でベスト16。会見での情熱をみるとまだまだ強くなりそうです。

ワウリンカは次はフェデラー。

これまで全部ストレート勝ちでスタミナ温存しているフェデラーですが、クレーでのワウリンカは、そうとうタフです。

先が読めない試合でこれもおもしろくなること間違いないです。