ジョコビッチ、次世代の雄、ニック・キリオスに敗れる。【メキシコ・オープン2017】


メキシコ・オープン4日目のハイライト動画

西岡良仁はナダル相手に第1セットタイブレークにもちこむ健闘をみせました。

0:20辺りのラリーでは、ナダルのお株を奪う素晴らしいフォアハンドでウィナーを決めます。

今年のリオ・オープンで早くも優勝し、2016年のメキシコ・オープンの優勝者であるドミニク・ティエム。

ランキングも9位で若手の中では最も活躍している選手です。

そんな彼にアメリカのサム・クエリーが立ちはだかります。

サム・クエリーは、アメリカ選手特有のハードコートが得意でビックサーバー、ビッグフォアハンドが得意な選手です。

ガンガン打っていく大味な選手ですが、第1セットを6−1でパワーでもぎとると、第2セットも5−5からここでもパワーショットでティエムのミスを誘います。

最後は、押し切ったクエリーが、7−5で勝利。

更にまさかのアップセットが起こります。

世界ランキング2位のジョコビッチがニック・キリオスと対戦。

キリオスは以外にもジョコビッチとは初顔合わせです。

ファーストセットのタイブレークを10−9でキリオスが見事な集中力でものにすると、セカンドセット6−5でジョコビッチのサービスをブレイクし、まさかの結末。

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まだ、21才。才能はピカ1、発言はちょいワルのキリオス。ランキングは現在17位ですがまだまだ上がりそうです。

どちらかというと優等生側のアレクサンダー・ズベレフ、ドミニク・ティエムとはまたちがった魅力のある選手です。

新しいスターがどんどんでてきて男子テニスがおもしろくなってきていますね。