23時の開始から1時間後、既に勝敗は決していました。6−1,6−1でジョコビッチの完全勝利。世界NO.1、最強の男が牙を剥いて襲いかかりました。決まったはずのボールが逆に決められる。今年力を入れてきたはずサーブもプレッシャーで思うように打てず。得意のリターンもバウンドの高いスピンサーブで封じ込められる。錦織のテニスを根幹から崩されリズムを失っていく様子が観ていて辛い試合でした。シングルスは特にそうですが負ける時は全力でボロボロになりますから、錦織選手は落ち込んだことでしょう。しかし、なんといっても世界最高峰の8人の内の8位ですから、開き直って1ポイントでも多くとる!くらいの気持ちで泥臭くくらいついてほしい。そして、それを楽しんで何かを持ち帰ってほしいですね。
ジョコビッチのスーパーカウンター。こんなショットを見せられたら対戦相手はラリーで角度がつけられませんね。
一方、フェデラーとベルディヒは、フェデラーが6−4,6−2で勝利。対戦成績はこれで11勝5敗となりました。
フェデラーの鮮やかなドロップショット。切って落とすという表現がうまくはまります。
おまけ:選手入場前動画
ファイナルズは、最終戦ということもあってか演出が派手です。