ジョコビッチ対フェレールは、予想通り6-4,6-4でジョコビッチ。しかし、勝利後もジョコビッチは浮かない表情です。それに対してフェデラー対ワウリンカは、フェデラーがわずか５１分で勝利！ファーストセット６−４で流れを掴んだ後のリードの広げ方が完璧でした。安全策をとらず、どんどん積極的にプレーのレベルを上げていきます。ワウリンカは何をやってもポイントがとれず、あっという間にセカンドセットは３−０、こうなるともうフェデラーはキープすればいいだけですから楽に試合ができます。結局６−２で危なげなく締めくくりました。決勝は、ジョコビッチがギアを上げる前にフェデラーが初めから全開で攻め切れるか？が焦点です。とはいえ、お互いわかりきっている戦略ですから、すんなりいくでしょうか？ローマもいよいよクライマックスです。
