もうすぐウィンブルドンですが、芝のコートでは、他のコートとは異なりあるショットが多用されます。
それはスライスです。
芝でスライスは、バウンド後により低く滑り、非常に打ち返しにくいボールとなります。
各選手は、守備だけでなく相手のバランスを崩すため効果的にスライスを使います。
目次
フェデラーのスライスは芸術的
バランスを少し崩したベルディヒが戻ろうとした逆をついてバックハンドスライスのダウンザラインを放ちます。
ボールは、見事なコントロールでオン・ザ・ライン!
人気俳優のウィル・スミス(アイ・アム・レジェンドはいい映画)も思わず拍手をおくります。
守備でも効果的なクロスのバックハンドスライス
こちらも対戦相手はベルディ匕選手ですが追い詰めたはずが思いがけないコースにきたので転倒してしまいます。
石黒健さんもWOWOWでフェデラーのスライスを絶賛していました。
生でみたフェデラーのスライスは当たりが厚く(フラット気味)で速かったそうです。
スライス上達のヒントになればと思いウィンブルドン8回の優勝を誇るフェデラーのバックハンドのスライス動画をまとめてみました。
様々な角度からのスローモーション動画をみて世界最高レベルのフォームをモノにして下さい😝
バックハンドスライス(右側面からの動画)
背中からみるとテイクバック時の左手の使い方がよくわかります。
バックハンドスライス・スローモーション動画(正面、背面、右側面から)
低いボール、高いボール、ボールに押しを加えたり、回転をかけたり様々なスライスを確認できます。
バックハンドスライス・スローモーション(左側面から・高画質)
2011年の全豪オープンの練習から、ズームしている時にはグリップの握りがよく見えます。
バックハンドスライス・スーパースロー(左側面からの1ショット)
こちらは1ショットだけのスーパースロー。スイングがよく確認できます。インパクトは胸の高さ。
高く構えてテイクバック
グリップエンドをボールにぶつけるようにスイング開始
厚いあたりで胸の高さでインパクト
フォロースルー
バックハンド、連続スライス動画(右側面から)
はじめのほうは、同じようなスイングで何度もスライスを打ちます。
インパクトのタイミング。打点をしっかり確認できますね。
最後は神業スライス
スライス回転が強すぎて、ネットを超え自分のコートへ落ちます。
ありえない。。。
ボールってあんなバウンドするものでしたっけ?
ボールキッズが取りきれませんでした。