ワールドグループ残留のかかったウクライナとのプレーオフ。
ウクライナは、No1のドルゴポロフが病気で欠場。
とはいえ錦織も連戦の疲れで1日目シングルスではなく2日目のダブルスからの出場です。
試合目、錦織選手ら日本選手の練習動画
会場が大阪の靱本公園テニスセンターということもあり、選手との距離が近いです。
こちらは、錦織圭と杉田祐一のシングルス練習動画
1日目のシングルスは、若手のダニエル太郎と西岡良仁に託されました。
ダニエル太郎(88位)と対戦するセルジ・スタホフスキーは、現在のランキングは113位ですが、最高は31位でウィンブルドンでフェデラーに勝ったこともある試合巧者。
2回戦、6−7、7−6、7−5、7−6と大接戦の末、勝利しています。
結果からいってしまうと、今回の日本の勝因はこの初戦のダニエル太郎の勝利が大きかったと思います。
2度のタイブレークを制し、7−6、7−6、6−1。
スタホフスキーは、本当にいいプレーヤーでしたし、実際3セットで決めなければどうなっていたかわかりません。
第2セットのタイブレークで、自分の流れをつかんだダニエル太郎が攻撃の手を緩めず勝ち切ったことがよかったですね。
続く西岡良仁(94位)も格上マルチェンコ(50位)に6−4、5−7,6−4、7−5でこちらも快勝。相性がいいのか過去にも1勝しています。とはいえ、団体戦のプレッシャーがかかる中、シングルス初出場で勝利したのは大きな意味をもちます。
2日目は、錦織圭が登場
錦織圭/杉田祐一対スタホフスキー/スミルノフは、6−3、6−0、6−3で完勝となりました。
1日目で勝利したことによる精神的な余裕。
ランキング4位の地力はたとえダブルスであっても違いは歴然としていました。
結果、3−0で日本の勝利が確定し、ワールドグループ残留となりました。
来年もこれで世界の第1戦で戦えます、おめでとう日本!
錦織と若手が支える日本チーム。来年も楽しみです。