とにかく、オスタペンコは最後まで自分を信じていました。
打って打って打ちまくる。
新しい女王の座は、超攻撃的な20才が強打でつかみとりました。
シモナ・ハレプ対エレナ・オスタペンコのハイライト
ハレプが守って、オスタペンコが攻めるという展開は、2人のプレースタイルから決まっていました。
第1セットは、ハレプが6−4、第2セットも、3−0までハレプがリード。
一見、追いつめているようでしたが、ラリーをみると段々ハレプの打つ場所がなくなっていることに気が付きます。
クロスに角度をつければ強打で押し込まれる、強打を警戒して角度の付かない真ん中に打っても、オスタペンコがウィナーを決めるようになってくる。
ハードヒットの精度が徐々にあがって、ハレプがいようがいまいが、ボールが打てるようになると、ファイナルセット、ハレプに打つ手はありませんでした。
6−4、4−6、6−3でオスタペンコが勝利、ノーシードの選手が全仏オープンで優勝するのも初、ラトビアの選手が優勝するのも初、しかも20才でこれがツアー初優勝。
試合後、スピーチをおこなうオスタペンコとハレプ
ハレプは、2度目の挑戦も無念の敗退になりました。。。残念ですが、最後のこるのは1人だけです。
とにかくオスタペンコのプレーには優勝に値する強い精神力を感じました。
優勝おめでとう!来週から世界がかわりますよ!