191センチと恵まれた体格、フットワークを活かしたディフェンシブなテニス。甘いルックスでスター性は抜群。
でも、ここ1番でチャンスをものにできず早期敗退。
ランキング100位辺りをウロウロしていた彼。
なぜなんだ!きみはもっとイケ(て)るだろダニエル!
とみんな(心のなかで)叫び続けてたに違いない選手。
それがダニエル太郎選手の認識でした。
とうとうこの時がきてしまいました。
ATP250のイスタンブール・オープンで格上(78位)のマレク・ジャジリを倒して、見事ツアー初優勝を果たしました。(7−6、6−4)
First ATP title for @tarodaniel93!
Tops Jaziri 7-6(4) 6-4 in Istanbul.#IstanbulOpen pic.twitter.com/be0ISmSMHK
— Tennis TV (@TennisTV) 2018年5月6日
マッチポイント動画
動画がみれなくなりました
ハイライト動画
第1セットは、タイブレークまでもつれこみますが、粘り強いプレーでジャジリのミスを誘います。
第2セット5−4でむかえたのマッチポイントは、ダウンザラインのバックハンドでフィニッシュ。
守備的な彼が上を目指すためとりくんでいる攻撃的プレーで締めくくります。
ダニエル太郎は、もう過去のダニエル太郎ではない!と感じさせる内容でした。
激闘を制した準決勝戦
準決勝のジェレミー・シャルディー(フランス)戦、ダニエルが114位でシャルディーが87位
ファイナルセットまでもつれた試合は、2−2からダニエルが先にブレイクされては追いつき、更に3−3からブレイクされる冷や汗ものの展開。
さらにブレイクしたダニエルがタフマッチを制して、6-3、4-6、6-4で格上に大勝利。
試合後の記者会見。
「私はフェデラーのように様々なことはできない。だからベストを尽くすだけ」
みたいなこといってました。
正直で飾らないダニエル選手の人柄を感じます。
本来ならいるはずのない男が優勝
直前までエストリル・オープン(ポルトガル)に予選から出場するはずだったはずが、終ってみればイスタンブール・オープンで優勝。
ATPツアーの決勝進出も初。しかも優勝できたのですから気分があがらないわけがない!
謎の勝利のポーズもとびだします。(本人のツイートでは、あとで後悔しているようですが😝)
Playing peek-a-boo with your first trophy 😝@tarodaniel93#IstanbulOpen pic.twitter.com/ZtucsztF1g
— Tennis TV (@TennisTV) 2018年5月6日
優勝トロフィーを掲げるダニエル選手
おめでとう!