ルーマニアのシモナ・ハレプが悲願のグランドスラム優勝なるか?
ハレプ、届かなかった2014年
2014年の全仏オープン決勝、4−6、7−6、4−6でシャラポワに惜しくも敗れたあの場所についに登ってきました。
ハレプ対プリスコバの準決勝ハイライト
2017年の準決勝、6−4、3−6、6−3のフルセットでハレプの勝利。プリスコバも自身初の全仏決勝進出をかけて挑みましたが、クレーではハレプに一日の長がありました。
168センチと体格的には小柄なハレプ。粘り強いフットワークとどこにそんなパワーがあるのかと思うくらいのハードヒットが武器の選手です。
ドレスアップするとけっこうな美人さんでひいきの選手です。
全仏で優勝するとランキング1位も決定し、キャリア最高の時を迎えます。
ラトビアの新星、エレナ・オスタペンコ、グランドスラム初の決勝へ
正直まったくノーマークでした。
準決勝のバシンスキーとのハイライト
ラトビアの20才(準決勝の6月8日が誕生日)、ランキングは47位。全仏オープンでは2016年に大坂なおみに1回戦で敗れています。
そんな彼女が、格上のサマンサ・ストーサー(22位)、キャロライン・ウォズニアッキ(12位)、そして準決勝のティメア・バシンスキー(31位)を倒し、グランドスラム初優勝を狙います。
ちなみにサマンサ・ストーサーは、2011年の全米オープン優勝者。
キャロライン・ウォズニアキは、2010年の元ナンバー1プレーヤー。
ティメア・バシンスキーは、リオオリンピックの女子ダブルスで銀メダルを獲得しています。
オスタペンコがこれらの選手をやぶることができたのは、アナベル・メディナ・ガリゲス – Wikipedia(ダブルスで2回の全仏オープン優勝)を2017年にコーチにむかえ、より攻撃的なスタイルになったからだと考えられています。
こちらはサマンサ・ストーサーに勝って準々決勝へ進出した時のインタビュー動画。
コート上での戦闘モードとはうってかわってかわいらしい笑顔の女の子です。
2014年のウィンブルドン・ジュニアの優勝者でもあります。
ジュニア・ウィンブルドン2014年決勝動画
当時17才。優勝カップを手にしてはにかむところなんか、ニヤニヤしてしまいます。(ルパンおじさん病です)
どんなショットが好きなのか、意外にも社交(ボールルーム)ダンサーとしてのキャリアがあることなどが次の動画で紹介されています。
ボールルームといえば、わたしは漫画でしか観たことありませんが、体幹とか強くなりそうですよね。
エレナ・オスタペンコのポートレート
6月10日(土) 22時00分開始の予定です。
全仏オープン決勝がみられるのはWOWOWだけ。わずか15分で登録完了です。
どちらが勝っても新女王の誕生です。
わくわくしながら決勝までの時間をまちましょう。
決勝、シモナ・ハレプ対エレナ・オスタペンコのプロモーション動画
どちらが勝っても初優勝