以外にあっさりと達成してしまいました
大坂なおみとレシヤ・ツレンコのハイライト動画
ツレンコに若干疲れがあったのか、一方、大坂は自分から積極的にプレーし、耐えるところは辛抱強くチャンスを待ってポイントを重ねていきました。
6−1、6−1と圧倒的なスコアで自信初のグランドスラムベスト4へ進出しました。
ほんとに強いです。試合時間はわずか57分。
落ち着いていたように見えて集中していて喜べなかった。冷静に見えるけど緊張していたとのこと。
また、暑さに強いのはフロリダに住んでいたからとタフなコンディションでも動けている理由を語ってくれました😁
次は、マディソン・キーズ。地元アメリカの選手で大坂が、2016年の全米、ファイナル5−1から逆転負けを喫した因縁の相手です。
2016年 大坂対キーズのハイライト
いまなら勝てるはず!がんばってほしいですね。
錦織、同世代のライバルであり大きな壁だったチリッチに大勝利!
ここ数年間でもっとも意味のある勝利です。
全米決勝での惜敗から4年。ついにひと山超えましたね。
ただ勝つのではなくてグランドスラムでチリッチにこの場所で勝つ。
ワンランク上の自分を信じることができるようになった試合になるんじゃないでしょうか。
錦織対チリッチのハイライト動画
ファーストセットは、チリッチの時間でした。2014年、全米決勝のスーパチリッチを思い出させるような力強いプレーで、6−2と圧倒的なスコア。
しかし、ここからの錦織のプレーが成長の証。第2、第3セットを6−4、7−6で僅差ながら奪い返します。
ポジションを変えてみたり、様々なボールでチリッチに揺さぶりをかけられるプレーの幅の広さがチリッチの勢いを止めました。
第4セットは4−6とチリッチが復活し、ファイナルセットへ突入。
錦織は、ファイナルセットでの勝率がなんと7割5分6厘という驚異的な記録の持ち主。
ゲームを重ねるごとにリターンがあってくるからこそのこの勝率。
ファイナルセットでも序盤に1ブレイク、ブレイクバックされるも5−4。
チリッチのサービスゲーム15ー40でむかえたマッチポイント。
Making history…@keinishikori defeats Cilic 2-6, 6-4, 7-6, 4-6, 6-4 to reach the #USOpen semifinals!
This is the 1st time in the Open Era that a Japanese man and woman (Osaka) are in the SF of a Grand Slam…#USOpen pic.twitter.com/0razc0QO7N
— US Open Tennis (@usopen) 2018年9月5日
最後は、100%読んでいたというフォアのリターンエースが炸裂しました。
マッチポイント後のめちゃくちゃ嬉しそうな錦織の笑顔がこの試合のもつ大きな意味を物語っていました。
チリッチを含めここから戦う相手は全員全米オープンの優勝者ばかりです。
チリッチ(2014年)
ジョコビッチ(2011、2015年)
デルポトロ(2009年)
ナダル(2010、2013,2017)
特にジョコビッチは、これだけクリエイティブなプレーを展開する錦織をして「勝つビジョンがみつからない」といわしめる最強の相手。
しかし、そんな相手にも錦織はこの全米で勝ちました。
2014年、全米準決勝、錦織対ジョコビッチのハイライト
答えはコートの上にある
錦織選手も試合の中で答えを見出し、勝利をつかんでほしいです💪
おまけ:錦織&大坂のツーショット
ニューヨークで錦織圭と大坂なおみが泊まっているザ・キタノ・ホテル(Midtown NYC Boutique Hotel | The Kitano Hotel New York)でのワンショット
この2人が並んでいるとなんとも爽やかですね