2回戦のユーズニー戦では、レアなシングルバックハンドで見事なウィナーをとった錦織。
しかし、連戦の疲れは確実に蓄積していたようです。
バーナード・トミック(オーストラリア)に6−7、6−7の惜敗、あきらかに動きが重いようでした。
全米にむけてゆっくり休養して、リフレッシュしてほしいところです。
大会5日目のハイライト動画
第2シードのワウリンカ対ディミトロフ。シングルバックハンド同士の対決は、6−4、6−4とディミトロフで勝利。
ワウリンカも悪くなかったような気がしますが、ディミトロフが本来の力を発揮すればありえる結果です。
3月にマイアミでマレーにも勝利しているので、一気に駆け上がるきっかけがほしいところです。
第7シードのツォンガ対S・ジョンソンの対戦。シードのツォンガが3−6,6−7で敗退。
続いて、ナダル対コリッチ、若手のコリッチがキリオスを倒した勢いそのままにナダルを6−1、6−3で勝利。
ツォンガ、ナダルもリオからの疲労が溜まっていたようです。
その中でも一番疲れているはずの金メダリスト、第1シードのマレー対アンダーソンは、マレーが6−3、6−2で完勝。
すごい体力です。疲れてないんでしょうか、このあと、更に全米へのコンディションが気になります。
マレーの見事な切りかえし!
第4シード、ラオニッチと対戦したのは日本の杉田祐一選手。
1−6、6−3、1−6で惜しくも敗退しましたが、前の試合では若手の最有力選手ズベレフに勝利していますし、これからまだまだランキングはあがりそうです。
第1シードのマレー、第4シードのラオニッチ以外で残っているのは、第8シードのティエムと第12シードのチリッチのみ。
リオオリンピックから出場している選手が姿を消す中、マレーの存在がひときわ際立っています。